北海道養蓮園日記

テクもチカラも無いけれど興味だけは人一倍なおっさんの車とバイクを中心としたリアルガタピシ生活。
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山遊び ~地獄編~

山頂にてT氏より受け取ったメールは「登頂おめでとう!引き続き調査をお願いします」というもの。

そう、道はまだ先へと続いているのです。


"この先にある地図に載っているメジャーな林道へ続いているのではないか?”
という二人の予想がありまして、ココまでの道のりが安易だったもので
(村上さん的に)アイヤサイサイ~♪っとソロなのに軽く考えて先へ進んじゃいました!

 
 
 
しばらく進むと完全に廃道になり二輪でもかろうじて進める難易度へとアップし始めます。

N233-1.jpg

それでも更に進むと急斜面を下り始め「結構急だな~」なんて思っていたのですが
「あれ?これヤヴァくね?」と気付いた時には時すでに遅し(-_-;)


そうです、私がへんなオジ・・・なんてしょうも無い事を言ってる余裕は無く
私は引き返せないポイントまで降りてしまっていたのです!


・・・・どうしよう (-_-;)

いや、マジで焦り始めたんですが途方に暮れても仕方が無いので
打開策(というより生還策)を考えました。

1、この場でバイクを置いて徒歩で今来た道を引き返す。

2、先へ進みメジャーな林道へ繋がることを祈る。



1の“引き返す”はルートが解かっていますが
その方向は人里離れた場所なので幹線道路へ出るのが精一杯です。
その後はヒッチハイクか道路脇で迎えをひたすら待つしか無いのですが
山奥なので携帯の電波があるか不明。しかも登り。

2の“先へ進む”は本当に林道があるかどうか不明。
しかし、林道を抜ける事が出来たら人里まで更に10kmほどで到達。しかも下り。

皆さんならどうします?

よく【遭難したら動くな】という鉄則を聞きますが・・・



私が選択したのはでした。

バイクを置いていくのは嫌!

オフブーツで山を登るのも嫌!

いちおう地図は持っているので大まかな位置はわかります。

現在位置を読み間違えないようにすれば林道へ出られるのでは?
という淡い期待を抱いてさらに奥へと進みました。


 ・

 ・

 ・

即効、打ち砕かれましたがね!

すぐに道はほとんど無くなり、物凄い急斜面で
バイクが落ちないように抑えるのがやっとの状況に(/_;)

こんな場所鹿しか通れないんじゃないの?
(あと熊とか)

一番つらい時は写真なんか撮ってられないですからこの時の画像はありません。
というか片手放したらバイク滑り落ちちゃう。

体力もどんどん削られ【遭難】の二文字が頭をよぎり始めたところで
眼下に沢が見え始めたので「あそこまでとりあえず降りよう」と
最後の力を振り絞って急斜面を降りました。

いや、降りたというより滑り落としたという方が正確です。
中央の林と横の沢を泥だらけになりながらバイクを引きずって来ました。

N233-2.jpg

とりあえず久しぶりにバイクを立てて?置けたので小休止。

全身汗びっしょり。



さて、これからどうしよう?

周りは斜面だらけで登坂は無理。
バイクと共に行くなら沢づたい降りるしかないのですが・・・

時刻は2時半。

決断は早い方が良い。

ハッキリ言って、もう沢下りをする体力はない(T_T)

しかたない、バイクをここに置いて徒歩で下山しよう・・・

装備一式を背負って私は歩きはじめました。




まずは見晴らしの良いところへ登って周囲を確認。

幸運にも?スグに廃道を見つけたのでとりあえず廃道を辿ることに。

崖崩れや倒木、迷わせるような分岐を越えて30分ほど下ると・・・


目の前に整備された林道が現れました!

N233-9.jpg

「これで助かった~」と思ったのも束の間。
まだ幹線道路までは10km近くあります。
そこをフル装備を背負って歩かなければなりません

3時過ぎたばかりなのにあたりは急に暗くなり始めました。

地図を持っているとはいえ載ってない枝道もいくつかあり
暗くなる前に林道を出なければ迷う可能性もあります。

そして、一番の恐怖【熊】に出くわさないように願って歩きはじめました。

N233-3.jpg


やはりフル装備を担いで歩くのは骨が折れます。
手持ちの水はとっくに飲み干したので沢の水で水分補給。
景観が良いのがせめてもの救い。
(そんな事を思う余裕があったのかって?)

N233-4.jpg

この水めちゃくちゃ旨かったです!

エキノコックスが恐ろしいですがこの時はそんな事は言ってられません。


と、しばらく歩いているとポツポツと嫌な音が・・・

暗かったのは雨雲のせいか~

あ~あ、弱り目に祟り目。

N233-5.jpg


幸い雨はスグに止みましたが「パーン」と銃声が聞こえたので
用心のためにカッパは着続けました(^_^;)

その後、しばらくしてもう一度銃声が。

鹿を撃っているのだと願いたいのですが…


2時間ほど歩いてもうヘトヘト。

でも、あまり休むとリスタートがきつくなりそうで殆ど休憩なしで歩きました。

N233-6.jpg


そして3時間ほど歩いてようやく林道脱出!

N233-7.jpg

辺りはもう真っ暗。
(それでも撮れる最近のデジカメは凄い)

この後、妻にピックアップしてもらい無事帰還しました!

体力的にはかなりキツかったのですが携帯の電波が結構あったので
メール打ったりバルさんと電話しながらでしたので精神的には落ち着いてました。

写真も撮りながら歩きましたが熊に襲われたら
「今日のデータがブレアウイッチみたいになる?」
などと不吉な事を思いました(笑)

ちなみに現在、壮絶な筋肉痛と戦ってます(T_T)

皆さんソロ活動は慎重に行動しましょうね。

オメェに言われたかねーよ!って?(^_^;)






さて、放置したディグリーの運命はいかに?

N233-8.jpg

-つづく-

-16 Comments

鎌鼬 says..."同じバイク乗りでも"
これは本当に遭難ですね・・・
無事で何よりです。
バイクの回収を期待して次の記事を待ちます。
2012.10.09 22:09 | URL | #- [edit]
fog says..."そう なん"
ひ~。大変でしたね。
私も野上峠でミッションブローしたときは焦りましたが
比じゃないっすね。
バイクの行方にどきどきです。
2012.10.10 06:15 | URL | #tHX44QXM [edit]
hiro says..."MTBで"
新ルート発掘に入って遭難すること
ちょくちょくありましたが

20キロ弱の車体ですから
イザとなったら担ぎ上げで
なんとかなるんですけど
モーターサイクルは
そうはいきませんもんね

無事の生還をお喜び申し上げます
2012.10.10 07:53 | URL | #e5MtbXGQ [edit]
waka says...""
これ、ちょっと判断間違ったらマジで
遭難じゃないですか!><;
無事、帰ってこれてなにより!

熊やハンターの誤射、遭難etc…
山の恐怖をすべて一気に体験してしまった
みたいですね…^^;

バイクを置いて歩き始めてからの写真が
物語になってて面白い!(^◇^;)
2012.10.10 10:23 | URL | #SFo5/nok [edit]
nicha says...""
生還おめでとうございます
無事バイクで脱出というオチだと思っていましたが。。。。
新聞に載らずに済んでよかったですね
ハイテクは持っていないので、
自分だったらバイクの位置はもう分かりません
2012.10.10 12:55 | URL | #- [edit]
混合燃料 says...""
オフローダーらしい経験値を稼ぎましたね!
なにはともあれ生還おめでとうございます
2012.10.10 22:33 | URL | #M4tCp.cg [edit]
naru says...""
ちょwww マジコレww

恐るべし、北海道w

ぃぁぃぁ、生還おめでとうございます。
コレってバイクは回収できるんでしょうか?
バイク回収の為に、また山に早朝から入るとか?
でもバイクで降りれないから置いてきた訳で・・・

HALさんなら少しずつ通って現地でパーツにバラして少しずつ持って帰ってくるとかですかね?
2012.10.11 06:28 | URL | #- [edit]
HAL says...">鎌鼬さんへ"
> これは本当に遭難ですね・・・
> 無事で何よりです。
> バイクの回収を期待して次の記事を待ちます。

バイクにとっては遭難ですね(^_^;)

なんとか回収しましたが身体は筋肉痛、
バイクはアチコチボロボロでした(T_T)
2012.10.11 12:09 | URL | #- [edit]
HAL says...">fogさんへ"
> ひ~。大変でしたね。
> 私も野上峠でミッションブローしたときは焦りましたが
> 比じゃないっすね。
> バイクの行方にどきどきです。

古いバイクは山奥での故障が心配だったりしますよね。

山育ちなんでサバイバルは出来ると思うんですが
「熊」だけはどうしようも無いですからね、
2012.10.11 12:10 | URL | #- [edit]
HAL says...">hiroさんへ"
> 新ルート発掘に入って遭難すること
> ちょくちょくありましたが
>
> 20キロ弱の車体ですから
> イザとなったら担ぎ上げで
> なんとかなるんですけど
> モーターサイクルは
> そうはいきませんもんね
>
> 無事の生還をお喜び申し上げます

なんとか生還しました!

バイクでも難所を乗り越えたりサルベージする時には軽さが優位だったりしますよ。
モデルによって20kgぐらい違いますから次に乗りたいバイクが無かったりするのですよ(^_^;)
2012.10.11 12:13 | URL | #- [edit]
HAL says...">wakaさんへ"
> これ、ちょっと判断間違ったらマジで
> 遭難じゃないですか!><;
> 無事、帰ってこれてなにより!
>
> 熊やハンターの誤射、遭難etc…
> 山の恐怖をすべて一気に体験してしまった
> みたいですね…^^;
>
> バイクを置いて歩き始めてからの写真が
> 物語になってて面白い!(^◇^;)

いちおう入念に地図を調べたり
妻にも行き先などは伝えてから入ってるのですが
道の無い場所に入っている以上遭難は自己責任ですよね。
もちろんそれで済まされない場合もありますが。

写真撮ってる余裕があるのはブロガーの性なのか
遺書を残さなければならないのか・・・(-_-;)


2012.10.11 12:16 | URL | #- [edit]
HAL says...">nichaさんへ"
> 生還おめでとうございます
> 無事バイクで脱出というオチだと思っていましたが。。。。
> 新聞に載らずに済んでよかったですね
> ハイテクは持っていないので、
> 自分だったらバイクの位置はもう分かりません

バイクで脱出だったらかっこ良かったですね(笑)

新聞に載るのは田舎で暮らす人間にはキツイです。

「スマホぐらい持っとけ!」と叱られました(^_^;)
2012.10.11 12:18 | URL | #- [edit]
HAL says...">混合燃料さんへ"
> オフローダーらしい経験値を稼ぎましたね!
> なにはともあれ生還おめでとうございます

強制的に経験値稼いじゃいました!
次回からはせめて道がある所を走ります(-_-;)

「エンドゥーロレーサーの気がしれないっ!」って思いましたよ(笑)

2012.10.11 12:21 | URL | #- [edit]
HAL says...">naruさんへ"
> ちょwww マジコレww
>
> 恐るべし、北海道w
>
> ぃぁぃぁ、生還おめでとうございます。
> コレってバイクは回収できるんでしょうか?
> バイク回収の為に、また山に早朝から入るとか?
> でもバイクで降りれないから置いてきた訳で・・・
>
> HALさんなら少しずつ通って現地でパーツにバラして少しずつ持って帰ってくるとかですかね?

救助隊を結成し(笑)なんとか回収しましたよ~

一人だったらバラバラ作戦しかないですね。
意外とその方が体力は要らないかもしれません。
時間はかかるかもしれませんがオフ車はバラしやすいですから。
2012.10.11 12:24 | URL | #- [edit]
はろはろ村上 says..."アイヤサイサイ。"
知らない間に大冒険してたんですね(笑)
いや、笑い事じゃないですね……
なにはともあれ、無事に下山、愛車も回収出来て良かったですね!

こういう記事を見ても、やはりオフ車は面白そう……
2012.10.11 21:18 | URL | #- [edit]
HAL says...">はろはろ村上さんへ"
> 知らない間に大冒険してたんですね(笑)
> いや、笑い事じゃないですね……
> なにはともあれ、無事に下山、愛車も回収出来て良かったですね!
>
> こういう記事を見ても、やはりオフ車は面白そう……

返信遅れました<(_ _)>

幸い山育ちなのでそんな深刻な心境ではなかったのですが
肉体疲労はシンドかったですね~(^_^;)
もう歳ですからねぇ…

オフ車は機動力も起動力も出やすいんですよ。
気軽に乗る気になるというか。
そいう面から見てもイイですよ(笑)
2012.10.14 21:12 | URL | #- [edit]

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